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ユノミズム

オーディオ、音楽、投資ネタ

オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ2016に行ってきました。

オーディオ

今回で第33回を迎える「オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ」は、FM愛知が主催するオーディオショウ。4月8日〜4月10日の3日間、名古屋国際会議場2号館を舞台に開催されましたので、その様子をお伝えします。
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マランツブース〜B&W800D3シリーズ徹底比較〜

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昨年の東京インターナショナルオーディオショウでお披露目されたB&W800D3シリーズ。今回のオーディオフェスタでも目玉展示の1つとなっていました。特に800D3シリーズ全モデルを比較試聴するというイベントもあり盛況でした。
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805はよくできた小型スピーカーで、それにウーハーを足した804もなかなかの出来でしたが、803以上のモデルからはガラッと印象が変わりました。特に803以上のモデルでは、空間の再現性がグッと向上していてスピーカーの存在を感じさせません。803以上はスコーカーやウーハー、ツイーター同士の干渉をうまく制御しているので、低音域の解像度が向上しています。買うとしたら803以上のモデルがオススメだと思います。全体的に高精細な印象で、細かい音までうまく再現できているスピーカーでした。ここまで高精細だと音楽を聴くたびに新しい発見ができる、そんなスピーカーです。

タンノイの新型ツイーター

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エソテリックのブースではタンノイ・カンタベリーとPrestige GR Super Tweeterとの組合せデモを実施していました。この新型ツイーターはペアで55万円と高額なものですが、ツイーターをつけることで、新しいスピーカーを購入する以上にシステムをパワーアップさせることができます。ツイーターということで高域の伸びが素晴らしいのですが、スピーカーへの負荷が変わることで低域もパワーアップしているように感じました。これにより音にリアリティが増し、B&Wのような現代的なスピーカーにも追従できそうです。締まるところは締め、落ちるところは落ちるというようになり、音の奥行き感や艶が増していました。
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エソテリックの新型プリメインアンプF03-Aです。タンノイ・ケンジントンとの組合せでしたが、Grandiosoシリーズの流れを組む良いアンプでした。

驚異のスピーカー ソナス・ファベール IL Cremonese

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ノアのブーズでは、ソナス・ファベールの新型旗艦スピーカー「IL Cremonese」の試聴イベントが開催されていました。このスピーカーは今回のオーディオフェスタで1番印象的なスピーカーと言ってよいでしょう。とにかくスピーカー背後に広がるサウンドステージが広大で、美しく鳴らしています。オペラを鳴らすとそのステージ感は圧巻で、まるで劇場の最前列にいるかのような臨場感です。教会録音されたカンターテ・ドミノを鳴らしてみると、天井の高い荘厳な教会にいるかのような感覚に陥ります。ポイントはスピーカー斜め後ろについているウーハーで、このウーハーのおかげで低域部がスピーカー間中央部に凝縮されて音像として現れます。音の土台がしっかりしていることで、低域から中高音域へと綺麗に伸びることができます。価格は500万円台ととても一般家庭に置けるような代物ではありませんが、本当に素晴らしいスピーカーです。

Accuphaseアンプで聴くフランコ・セルブリンAccordo

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アキュフェーズのプリメインアンプE-370でフランコ・セルブリンAccordoを鳴らしていました。Accordoは小さなスピーカーですが、低域がしっかり出ていて音が破綻していませんでした。美術工芸品のような技巧的な音を奏でるよいスピーカーです。
これに組み合わせるアキュフェーズのアンプにも驚きました。徹底して雑音を排除する設計により実現された音が、音楽の背景にある無音の部分に現れています。この無音部の静けさは漆黒の闇と表現でき、思わず吸い込まれそうになるほどです。この静けさが音楽の背景にあることで、音の輪郭がはっきりとしてきて際立って聴こえます。ボーカルは声の強弱や息遣いまで録音当時のままが聴け、感動を覚えるような美しさです。
私はアキュフェーズのアンプの音を聴いたことがありませんでしたが、今回のイベントで一気にファンになりました。

ラックスマン「MQ-300」を聴く

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ラックスマンから出ている300Bの真空管アンプ「MQ-300B」とタンノイ・ケンジントンの組合せを聴きました。300Bとは思えないほどのパワーがありましたが、ボーカルの部分が際立つなど真空管アンプらしさも損なってはいませんでした。

TAD

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TAD-CE1。こちらも現代的なスピーカーの代表格といった感じで完成度の高いスピーカーでした。

ナスペック

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ウィーンアコースティックのリストです。美しく自然な音を奏でますが、サウンドステージが狭く、個人的にはイマイチでした。
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モニターオーディオのPL300-2です。モニターオーディオの新型ですが、実に現代的なスピーカーで空間の再現性に優れていました。角田郁雄先生の解説を交えて試聴しましたが、よく出来たスピーカーだと思います。

まとめ

オーディオショウのようなイベントは、多くのメーカーを一度に試聴できる数少ない機会です。オーディオ初心者には、メーカーごとの特性、価格帯別の音の違いなど身を持って体感できるのでオススメです。各メーカーの音を聴き比べることで、現在流行っている音の傾向というものもよくわかります。今回だとB&Wモニターオーディオといったように、如何にしてスピーカーの背後に音像をうまく作り出すかといったことが流行りのテーマだと思いました。次のオーディオショウは、9月の東京インターナショナルオーディオショウとなりますが、今回以上に多くのメーカーが参加しているので楽しみです。